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株式会社メドコム

導入事例インタビュー

2024.08.09

ー開西病院ー ”医療DXの第一歩”としてメドコムを導入 十勝エリアの高度医療発展を目指して、更なるDX最適化を模索

「十勝に根差した患者様を中心とした医療の提供」を基本理念に、整形外科を中心に医療と介護・福祉が連携を深める地方総合病院、社会医療法人 博愛会 開西病院、事務部 部長 髙橋義之様、法人本部 情報システム課 保坂 将良様にメドコム導入の経緯、また導入後の変化について伺いました。

左から法人本部 情報システム課 保坂 将良様、事務部 部長 髙橋義之様

左から法人本部 情報システム課 保坂 将良様、事務部 部長 髙橋義之様

メドコム導入の経緯を教えてください。

 2021年12月、PHS停波に伴う切り替えを検討していた際に出席した日本病院会の会合で、メドコムに出会ったことがきっかけです。弊院は1996年の開院以降、高齢化の進む十勝エリアでの医療ニーズに応えるべく、整形外科を中心とした専門性の高い地域総合病院を築いてまいりました。病床数196床の中小病院でありながら年間手術件数は1,200件に上ります。また医療と介護・福祉の連携にも事業を拡大し、特養老人ホームの運営にも携わっています。こうした規模の拡大に伴い、院内のDXによって、従業員同士のコミュニケーション円滑化などの業務効率化を進めていきたいという思いが強くなりました。
 また、今年から診療報酬改定により、医療機関のDX自体が評価されるようになった、ということも、きっかけの一つでした。DXを進めるにあたり、着手すべき点は多いですが、メドコムをハブとして各システムと連携できることを知り、DXの第一歩としてメドコムの採用を決めました。

主にどのようなシーンでメドコムを使用していますか。

 計210台を導入し、コミュニケーションツールをメインに使用しています。特に、看護師と医師間の連絡負担が軽減された、という声が多く聞かれています。また、端末に個人が紐づくのではなく、ログインIDに個人が紐づいているため、1つの端末を複数人で使用できる、ログイン機能にも利便性を感じました。また音声入力ソフト「AmiVoice iNote」を導入し、主にセラピストの業務効率化に役立てています。本ソフトの活用により、電子カルテを入力する時間を大幅にカットできました。
 法人全体で約1,000人の従業員規模を誇る弊グループにとって、1人1端末を用意しなくて済む医療機関専用スマートフォンは非常にニーズに合ったDXツールであると感じています。
左から法人本部 情報システム課 保坂 将良様、事務部 部長 髙橋義之様

導入後、新たに機能として利便性があると感じたことを教えてください。

 より積極的なデータ活用に取り組んでいきたいと感じています。コミュニケーションの円滑化をはじめとする業務効率化には貢献できている一方で、DXの強みであるデータの集約は成長の余地があると考えています。リアルタイムのデータ活用や待合時の混み具合コントロール等、メドコムを通じた患者様のためのDX化を共に実現していきたいです。

病院DXに対する課題観と、今後のビジョンをお聞かせください。

 多くの病院が医師の働き方改革を機に、病院DXについて対策を始めているかと思いますが、弊院は“DXを導入することではなくDX導入後のゴールを定めること”が、本質的な病院DXであると考えています。24時間365日止めることのできない医療現場において、一度立ち止まって業務管理を見直すことはできません。こうした環境はDX化を推し進める上で課題・壁となる部分だと思いますが、臆せずにゴールを設定することで必ず達成できると確信しています。
 電子カルテ連携など、今後メドコムさんと進めていきたい利用法も多くあり、メドコムさんに伴走いただきながら進められればと思っています。

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