icon-sns-youtube icon-sns-facebook icon-sns-twitter icon-sns-instagram icon-sns-line icon-sns-tiktok icon-sns-etc

株式会社メドコム

導入事例インタビュー

2024.06.13

ー阿蘇医療センター  阿蘇地域中核病院として、地域医療構想を軸に医療スマホを導入。 院内だけでなく、他の医療機関との連携に活用。

阿蘇市病院事業管理者 兼 阿蘇医療センター院長 甲斐 豊

阿蘇市病院事業管理者 兼 阿蘇医療センター院長 甲斐 豊

―2024年4月に施行される医師の働き方改革に対し、取り組まれている施策を教えてください。

 まず取り組むべきは、宿日直許可を得ることだと考え、先日(2023年7月)、夜23時~朝8時 間の宿日直許可承認を得ました。これは当院に限らず、多くの地域病院に共通していることかと思いますが、当直について、各所属医師のみでまかなうことはできません。他大学病院から医師を派遣いただき、対処しています。一方で、法律上、連続勤務時間は28時間と定められているため、応援に来ていただいても、本来必要とする勤務シフトを組めずにいました。そうした状態は、病院として体制を見直すことで解決できるため、いち早く着手しました。既に多くの医療機関が宿日直許可を得ていると思いますが、今後より増えてくるのではないでしょうか。

―医師の働き方改革を意識され始めたのはいつ頃ですか。

 発表された2021年から考えてはいましたが、2022年11月、ちょうど1年ほど前から少しずつ準備を始めました。まず行ったのは、当院所属の12人の医師の労働時間の詳細把握です。各々へのヒアリングに加え、導入したメドコムのGPS機能を活用し、1ヶ月半の間、ひとりひとりの動きをモニターしました。自己申告だけでなく、第3者視点(GPS)で把握することにより、現状の働き方がより見える化できると考えたのです。もうひとつは、仕事と自己研鑽の認識統一です。組織として、この点を曖昧にしてしまうと、誰しもにとっての働き方改善に繋がらないのではと思いました。

-メドコムを導入したきっかけと決め手を教えてください。

 即決でした。ちょうど1年前、上記と同じタイミングですね。働き方改革に向け準備を始め、当時使用していたPHSをより利便性の高い機器に移行したいと思っていたところ、メドコムと出会いました。実はメドコム社(当時のフロンティア・フィールド社)さんのほか、1社にもお声がけいただいていたのですが、メリット等、説明を受け、当院の求める機能性を満たしていると判断し、メドコムの導入を決めました。

-導入されて1年10ヶ月、利便性を感じる点を教えてください。

 大きく3つあります。1つ目は、チャット機能の搭載です。以前の電話を主としたコミュニケーションでは、緊急を要する仕事上、出られないことが往々にしてありました。電話に出ずとも緊急用件を把握できる、チャット機能の追加は、院内コミュニケーションに大きな変化をもたらしました。特に看護師からは、指示受けの連携が円滑になったとのことで、好評を得ています。情報共有がしやすくなり、医師だけでなく、看護師、またその他のスタッフの業務効率化にも寄与しています。2つ目は、個人/各病棟の発信履歴が残ることです。院内外問わず、どこにいても、すぐに相手を特定し、折り返せるようになりました。これまでは、院内から院外に架電する場合、必ず代表番号を経由してしまったため、出られなかった際は、再度代表番号に架電をし、発信元を探すなどの手間がありました。こうした労力がなくなった点にも利便性を感じています。3つ目は、ボイスレコーダー機能の搭載です。患者様との間に医療トラブルが起きた際に、すぐ録音でき、理不尽な要求等を記録することができます。このようなケースに速やかに対処できる身近な機能は、安心安全な環境維持にも有効です。
 ほかにも、お薬の早見帳など付帯機能が充実している点や、医療関係者間コミュニケーションアプリ「Join」をインストールし活用できる点など、PHSに比べ、使い勝手に汎用性があり、非常に高い利便性を感じています。

―メドコムを用いて、今後どのようなデジタル医療サービスを提供していきたいと考えていますか。

 脳卒中診断アプリ「JUST-7」と「join」を連携した、救急医療体制の強化です。メドコムを導入し、本アプリを使用し始めたタイミングで、熊本赤十字病院と連携した緊急搬送体制を構築しました。「join」上で、「JUST-7」で可視化した患者のバイタルデータや患者の画像や動画、現場の状況などを共有し合うことで、正確な情報共有を実現、スムーズな受け入れ判断、迅速な体制づくりに繋げています。地域医療の効率化のため、院内だけでなく、他の医療機関との連携したサービスを提供していきたいと考えています。

引用元: 参考)2023年10月病院概要資料より抜粋

-今後のビジョンを教えてください。

 多職種連携によるチーム医療を拡大していきたいと考えています。多職種が効率的に連携していくためにも、メドコムは欠かせないツールです。今後、導入の幅を広げ、より効果的な活用方法を模索し、医療現場の効率化・発展に役立てていきたいと思っています。
(注)2024年4月1日付で「株式会社フロンティア・フィールド」は「株式会社メドコム」へ、「日病モバイル」は「メドコム」へ名称変更しました。インタビュー当時は旧社名及び旧サービス名でしたが、インタビューの趣旨を変えない範囲で現名称に記述を変更(または併記)させていただいております。

Related